物件探しを行い、内見を進めていき、色々比較した中で『よし、この物件を購入しよう』という段階になったら、その後は何をすればよいのでしょうか。
物件が決まった後の流れについて、今回もお伝えしていきます。
購入する物件を決めた後の流れ
もう一度全体の流れを把握しましょう!
大きく分けると下記のような流れになります。
1.買付申し込み
2.ローンの事前審査申込
3.売買契約内容の確認
4.売買契約
5.住宅ローンの本審査申込
6.リフォーム打合せ
7.リフォームの請負契約
8.住宅ローンの金消契約(金銭消費貸借契約)
9.ローン実行、残金決済、不動産の引渡し
10.リフォーム着工
11.お引越し
前回は、『1買付申し込み』『2ローン事前審査』についてのポイントについてお伝えしました。今回は、交渉がまとまった後の流れ、『3売買契約内容の確認』のプロセスについてお伝えしていきます。
3.契約内容の確認について
条件面に折り合いがついたら、売買契約となります。売買契約当日に初めて書類に目を通すのではなく、なるべく前日までにどのような契約になっているのかを、担当の不動産エージェントに依頼し、書類の写しなどを見せてもらうようにしましょう。売買契約関係の書類は、宅建業者が作成しますが、実態的には契約書の作成は契約の前日ぐらいに完成する事が多いです。前日や2日ぐらい前にしか確認できないことが多いのですが、ドラフトを頂き確認されることをお勧めします。
不動産売買契約より前に説明を受ける「重要事項説明書」は、不動産を購入するにあたって、主に購入者(買主)に重要な事項がまとめられている書類となります。どれも重要な事項となります。
どれも重要な事項となりますので、契約前に一読され、分からないことは担当の宅建取引士に確認されますことをお勧めします。その中でも特に確認をしておきたいところは、重要事項説明書の最後にある、「その他重要な事項/備考」という欄はすべて読んでおきましょう!売買契約時の特約も記載されており、この契約ならではの取引条件が記載されていることが多いです。そこは、確認しておきましょう!
重要事項説明書や売買契約書は、初めて見る書類でよくわからないことも多いと思います。
専門的な言葉で記載されている箇所も多いので、『この契約条件で最も注意しないといけない点は何でしょうか』『プロから見て気になる点はありますか』と信頼のできるエージェントに相談されますことをお勧めします。
次回は、「売買契約」についてお伝えしていきます。
以上、不動産エージェント本田でした。